🐾9

**ななしん** 警備員[Lv.68] · 2024/11/27(水) 23:08:46.64

※sage進行

※前スレ
🐾8
https://kes.5ch.net/test/read.cgi/chiikawa/1721958171/

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:29:31.59

🍚きゅん本当はもっと面白いはずなんだけどぬ

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:29:37.34

ニコは何かある度もういいよーって投げ出すお　
🍚🐣はちょいアホだからぬ
はるあは繊細
まき堅苦しいお
残るはゆましかおらんお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:30:43.80

>>866
わあその時リダズ何してんだって思ったお
100歩譲ってうぃちゅは韓国人だけど高齢日本人副リダが喋らないし助けもしなかったお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:31:35.18

>>869
役立たずすぎりゅ

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:33:59.52

🍊

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:34:05.69

🦸

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:34:14.03

👑

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:34:20.38

🍓

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:34:31.93

🐱

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:34:51.18

🍚

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:37:25.64

地方ラジオだから全然話題にならなかったけどルアたんタキの事動物に喩えたらふがふが鼻息荒いから豚って言っててヒヤヒヤしたお
あと話聞いてなくて質問聞き返したりしてMCさんにおい！って怒られてちゃ
ちょっと色々気をつけないとその内燃えちゃいそうだお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:38:13.01

🐰

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:38:27.81

🐣

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:38:34.29

🐶

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:38:37.12

うぃちゅも慣れてきて挨拶も笑いとるのも上手くなってきたでそ
タグ炎上もそうだけどリダズ話し合いしてなそう
サブはユマがいいんじゃないかお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:43:18.32

アクゲナリモメサ

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:44:24.15

>>877
はるあぁ前は賢いと思ってたけど微妙だぬ

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:45:04.57

>>881
サブはゆまでいいぬ
ふまは何もしなくていいお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:45:29.61

まあまだ子供だしぬ
コンサートのメントは上手いと思うお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:45:53.07

まあ埋めさせとけばいいお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:46:25.34

ここに隔離しとこお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:48:13.90

スイッチ入ってる時は1番露出向きなんだけどぬ
どんどんイキリ男みたいな見た目になってきてオタもまた離れてるし誰かちゃんとプロデュースしてやってお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:50:18.26

るあ喋るようになって頼もしいけど言い過ぎな時あるおね
でも頑張ってるのは褒めてあげたいお
根が繊細だからアイドル続けるためにアイドル人格作り上げようとしてるように見えるお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:54:33.14

他メンが喋らなさすぎ
はるあ頑張ってりゅお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:55:32.01

🍚トークで成長してお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:56:09.71

なんだモメサルア婆かお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:57:26.32

最近のるあ好きだけどぬ可愛いからたいしたことなあ
ユマの弟達への横柄な態度の方がイラつくお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 13:58:45.46

わあタキちゃとニコちゃのウィバラを早く見たいお
きっと言語外のコミュニケーションを繰り広げて凄まじいお

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:15:08.68

🍊

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:15:24.23

🦸

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:15:29.61

👑

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:15:39.84

🍓

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:15:46.73

🐱

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:19:32.61

>>894
運営が見せてないだけで普段からどつきあってるお😍

**ななしん** · 2024/12/30(月) 14:44:17.46

たきちゃも分量貰えればペン増えるのにお😭

**ななしん** · 2024/12/30(月) 17:46:16.78

運爺イル活先輩たちに忙しくて休みに入ったちむに手が回らんかったのかお？
前は兼任してたおね今は知らんけどぬ

**ななしん** · 2024/12/30(月) 17:52:18.90

普通に年末年始で休みだおね

**ななしん** · 2024/12/30(月) 18:38:14.87

ソマたんの盗撮流れてきちゃ

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:42:45.86

🍚

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:43:02.97

🐰

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:43:10.77

🐣

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:43:17.29

🐶

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:44:25.68

🍊

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:44:31.41

🦸

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:44:39.43

👑

**ななしん** · 2024/12/31(火) 08:44:58.26

🍓

**ななしん** · 2024/12/31(火) 09:58:22.63

🟤

**ななしん** · 2024/12/31(火) 09:58:53.44

🟤🍙❓

**ななしん** · 2024/12/31(火) 15:54:38.85

🍚

**ななしん** · 2024/12/31(火) 15:54:55.70

🐱

**ななしん** · 2024/12/31(火) 15:55:02.85

🐰

**ななしん** · 2024/12/31(火) 15:55:08.59

🐣

**ななしん** · 2024/12/31(火) 15:55:14.67

🐶

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:23:38.49

ダクムン新連載待ってるお😍

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:27:09.24

1. 独り佇む影

霧が街を覆い尽くす静かな夜だった。
細い路地の奥、ひと気のない工場跡地の屋上で、Kainは一人、月を見上げていた。

「……まただ。」

目の前に広がる異様な光景。冷たい月光に照らされ、闇の中から黒い影が蠢き出す。
人の形を模したその影は、じりじりとKainの方へ近づいてくる。

Kainは手に握る剣を見つめた。それは数日前、突然現れた奇妙な武器だった。刃には狼の牙のような刻印が浮かび、触れるたびに体の奥から熱い何かが湧き上がる感覚があった。

「お前ら、何者なんだ？」

返事はない。ただ影が低く唸りを上げ、襲いかかる。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:28:26.56

2. 最初の戦い

Kainは剣を握りしめ、足を踏み出す。自分の中に眠る力が覚醒する感覚を覚えながら、影に向かって剣を振り下ろした。

「うおおおっ！」

刃が空を切ると同時に、月光が剣に集まり、鋭い閃光を放つ。その光は影の一部を切り裂き、消滅させた。

「……やれるじゃないか。」

Kainは自嘲気味に呟く。だが、その笑みも長くは続かなかった。影の数が増えていく。次々と現れる影たちが、包囲網を狭めてくる。

「これじゃキリがない……！」

汗が額を伝い、Kainは息を整えながら後退する。だが、逃げ場はない。影たちの動きがさらに速くなり、彼を取り囲んだ。

その時だった。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:29:20.45

3. 月光の導き

突如、空が不自然に揺らぎ、満月が輝きを増した。眩いばかりの光が降り注ぎ、影たちの動きを一瞬止めた。

「何だ、この光……？」

Kainが顔を上げると、目の前にふわりと現れた人影。柔らかな雰囲気を纏った若い男だった。

「大丈夫？」
ふんわりした口調で声をかけたのはEren。その手には、古びた杖が握られている。杖の先端が月光を受けて輝き、影を押し返していた。

「お前は……誰だ？」
Kainが警戒の色を隠さずに問うと、Erenは優しく微笑む。

「僕？君と同じ、“狼族”だよ。」

その言葉を聞いた瞬間、Kainの胸の奥がざわめいた。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:30:39.24

4. 運命の始まり

「狼族……？」
Kainは訝しげにErenを見つめる。

「詳しい話は後だよ。今はこの影を片付けよう。」
Erenが杖を振ると、月光が渦を巻き、影を一掃した。

影が完全に消え去った後、ErenはKainに手を差し出した。
「一緒に来てくれないか？僕たちには君の力が必要なんだ。」

Kainはしばらくその手を見つめた後、低く息をついて答えた。
「……わかった。ただし、俺はお前の言葉を信じたわけじゃない。」

Erenはその言葉にも動じず、にっこりと笑った。
「いいよ。それでも十分だよ。」

こうして、2人の出会いが狼族としての物語の始まりを告げる。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:48:45.44

ずっとあっためてたのかお？🥵

**ななしん** · 2025/01/02(木) 21:51:55.28

婆の設定の方が普通にわくわくするお

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:04:48.92

1. 夜の語らい

満月が朧げに光を放つ夜。
静寂の中、ErenとKainは廃屋の屋上で焚火を囲んでいた。炎の揺れる音だけが耳に心地よく響く。

「Kainくん、僕たちだけじゃ、この先戦い続けるのは難しい。」
Erenが杖を傍らに立てながら口を開いた。

「……だろうな。」
Kainは火を見つめたまま低く答える。彼の剣はその膝に置かれ、かすかに月光を反射している。

「でも、仲間がいるはずなんだ。」
Erenの言葉に、Kainは少し眉をひそめて顔を上げる。

「いるはずって……確証はあるのか？」

Erenは静かに頷いた。
「あるよ。この力を手にしてから、ずっと夢で見ているんだ。僕たちみたいな狼族が、全部で9人いるって。」

「9人……？」
Kainは剣を握り直し、低く呟くように繰り返した。

「狼族に伝わる古い伝承があるんだ。」
Erenは話を続ける。
「“月蝕の夜、狼の血を受け継ぎし者9人が集い、世界を救う”……そんな話。」

Kainは少し考え込むように黙った後、口を開いた。
「……その9人ってのが本当だとして、どこから探せばいい？」

「僕にもまだ全ては分からない。でも、必ず出会えるはず。」
Erenは微笑みながら言った。その目には確かな希望が宿っていた。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:06:31.33

2. 最初の仲間を探して

翌朝、ErenとKainは次の目的地に向けて歩き始めた。Erenの記憶にある夢の中で見た風景を頼りに、人里離れた古びた教会を目指す。

「ここに何があるんだ？」
Kainが歩きながら問いかける。

「教会には、古い伝承の書が残っているかもしれないんだ。」
Erenは少し急ぎ足になりながら答えた。

数時間後、二人は目的地に到着した。教会の中は荒れ果て、長い間誰も訪れていない様子だった。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:19:52.33

3. 伝承の書

埃を払いながら、Erenは祭壇の後ろに隠されていた古い箱を見つけた。その中には、羊皮紙の束が収められている。

「これだ……！」
Erenは喜びに声を上げながら、一枚一枚を丁寧にめくる。

「何が書かれている？」
Kainが剣を傍らに立てながら尋ねる。

「“9つの月光の紋章”……狼族の力を持つ者が9人である理由が書かれているよ。」
Erenは興奮気味に話し続けた。

「9つの紋章は、それぞれ異なる力と役割を象徴しているらしい。」
羊皮紙には、次のような記述があった。

「月の剣」: 破壊の力を宿す戦士。
「炎の盾」: 守護の力を象徴する盾持ち。
「知恵の杖」: 導き手となる知恵者。
「影の短剣」: 秘密を解き明かす探求者。
「幻影の刃」: 策略と欺瞞を操る戦略家。
「光の筆」: 創造と癒しを象徴する希望の描き手。
「翼の環」: 軽快さと迅速さを宿す支援者。
「均衡の天秤」: 戦況を調整し秩序を保つ調停者。
「蛇神の槍」: 破滅と再生の力を象徴する逆転者。

「つまり、俺たち以外にも、剣や盾、短剣を持つ奴らがいるってことか。」
Kainが静かに呟く。

Erenは深く頷いた。
「そう。そしてその全員が揃うことで、完全な月蝕を止められる力を手にするんだ。」

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:21:11.39

4. 最初の目覚めの予兆
Erenは手にした羊皮紙を見つめながら、目を閉じた。すると突然、脳裏に鮮明な光景が浮かぶ。
そこには、炎を纏った盾を持つ男の姿が見えた。

「Fenric……。」

Erenはその名前を口にすると、急いでKainを見上げた。
「分かったよ。次に出会うのは彼だ。炎を纏う盾を持つ狼族、Fenric。」

Kainは小さく息をつき、剣を握り直した。
「なら、さっさと会いに行こう。ここでのんびりしてる暇はない。」

Erenは微笑みながら頷き、二人は再び旅立つ。こうして、9人の狼族を集める旅が本格的に始まった――。

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:32:03.59

すこ😍
10に書いてた登場人物貼っていいかお？

**ななしん** · 2025/01/02(木) 22:35:34.19

>>931
ありがちゅ😍
貼っていいお😘お願いしますお😘

**ななしん** · 2025/01/02(木) 23:13:00.56

貼っちゃお！

>>921
ダクムン1ミリも知らないわあが勝手に考えたダクムンを披露してこのスレ埋めるお

K→Kain (27歳): フェンリルの剣
FUMA→Fenric (26歳): スルトの盾
NICHOLAS→Niel (22歳): ヘルヘイムの双刃
EJ→Eren (22歳): ユグドラシルの杖
YUMA→Yvain (20歳): ロキの短剣
JO→Jude (20歳): バルドルの光
HARUA→Hale (19歳): シグルドの翼
TAKI→Theo (19歳): ティールの均衡
MAKI→Micah (18歳): ヨルムンガンドの槍

月蝕の夜に目覚めた9人の狼族が、世界の終焉「完全な月蝕」を阻止するために力を合わせる。
北欧神話に基づく試練を乗り越え、それぞれの力と絆を深めながら、敵勢力の策略に立ち向かう。
最後には、自らの運命を選び取り、破滅と再生の狭間で新たな未来を切り開く。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 01:07:34.06

>>933
ありがちゅ😍

**ななしん** · 2025/01/03(金) 01:40:12.34

ダクムン追加メンバーから名前が元の名前と全く関係ない名前になって余計混乱するし愛着わかなあ😭

Kカーン
TAKIタヘル
NICHOLASナジャク
EJエンジー

FUMAマハン
HARUAルスラン
JOカミル
MAKIルカ
YUMAルイ

**ななしん** · 2025/01/03(金) 01:54:07.19

>>935
元々追加メン想定がはるあぁマッキーヒカルきゅん予定で名前付けてたけど変わったからめちゃくちゃになったと予想すりゅ

**ななしん** · 2025/01/03(金) 01:56:12.91

マハン→マッキー
ルスラン→るあ
カミル→カル
だったんじゃないかなと思ってりゅ

**ななしん** · 2025/01/03(金) 02:01:33.11

たぶんそおだおぬ
お米きゅんまくって主人公になったのすごおちゃん

**ななしん** · 2025/01/03(金) 02:25:00.11

>>933
エンオファイナル後の砂漠期の12月に新月で日蝕っていうちむたんぽい日に何の供給も無かったの思い出しちゃ
完全な無供給の日だったお

**ななしん** · 2025/01/03(金) 02:49:36.49

ダクムン本家そんなにグチャグチャなんだぬ😅

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:03:49.52

1. 夜の大学キャンパス

東京の大学キャンパスは、夕方を過ぎると静寂に包まれる。街灯がぼんやりと道を照らし、建物のガラス窓に反射する光が揺れている。Nielはカフェテリアの扉を押し開けた。

「……もう人いないか。」

薄暗い店内には誰もいない。Nielは肩をすくめながら、一番奥の席に座った。テーブルに鞄を置き、スマホを取り出すとスニーカーの新作情報を検索し始める。

「これか……。明日発売。でも、また授業と被るな。」

画面に映る鮮やかなスニーカーを見つめる彼の目は輝いていた。ファッションが好きなNielにとって、それは唯一無二の楽しみだった。大学の講義がどれほど退屈でも、新しいアイテムを手に入れる瞬間の喜びは彼の心を満たしていた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:05:02.87

2. 不穏な気配

だが、その心地よい時間はすぐに途切れる。カフェの窓越しに、暗闇の中で何かが動いているのを目にした。

「……猫か？」

つぶやきながら窓の外を覗き込む。だが、そこにいるのは猫ではなかった。影のような黒い塊が地面を這い、ゆっくりとカフェに近づいてくる。

「なんだ……？」

Nielはスマホをしまい、椅子から立ち上がった。彼の三白眼が影を鋭く見据える。

影は音もなく窓の外でうごめき、次第に人の形を取り始めた。黒い霧のようなその存在は、じっとNielを見つめているように感じられた。

「……冗談だろ。」

Nielは心臓の鼓動が早くなるのを感じたが、足は動かなかった。その影が窓を越えて中に入り込むと、空間がひんやりと冷たくなる。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:06:29.40

3. 不意の訪問者

「危ない！」

突然の声が響き、カフェの扉が勢いよく開いた。茶髪の青年が駆け込んでくる。Erenだ。

Erenは即座に影と向き合い、手をかざして青白い光を放った。光が影を弾き飛ばし、Nielの前でその動きを止める。

「君、大丈夫？」

Nielは驚きながらも冷静を装い、短く答えた。

「……なんとか。でも、これは何なんだ？」

その時、もう一人の男が現れた。背が高く、筋肉質な体格の持ち主、Kainだ。剣を片手に影へと向かい、その剣を一閃させた。影は霧のように形を失い、しかしすぐにまた別の形を作り始めた。

「まだ消えねぇのかよ！」

Kainが苛立ちをあらわにしながら影に剣を振るう。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:07:16.60

4. 襲い来る影

影は次第に勢いを増し、今度はNielに向かって襲いかかった。Nielは咄嗟に後ろへ飛びのき、椅子にぶつかりながら声を上げた。

「おい、こっちに来るなって！」

だが影はNielの胸元に向かい、その黒い手を伸ばす。その瞬間、Nielの体が熱く燃えるような感覚に包まれた。

「っ……なんだ、この感じ……！」

胸の奥から強烈な痛みが広がり、体が硬直する。目の前が暗くなりかけたその時、彼の胸元から眩しい光が放たれた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:08:57.54

5. 胸元からの光

その光は一本の短剣を形作り、Nielの手の中に現れた。短剣の刃は黒く鋭い輝きを放ち、柄には不思議な模様が刻まれている。

「これ……俺の武器？」

影が再び襲いかかると、短剣が自動的に反応するように輝き、Nielの手が動いた。その一撃で影を切り裂き、黒い霧のような残骸を周囲に散らした。

Erenがすぐに駆け寄り、Nielの肩を支えながら言った。

「大丈夫？今のは君の力だよ。」

Kainが剣を肩に担ぎ、笑いながら付け加えた。

「やるじゃん。でも、これからどうする？」

Nielは短剣を見つめながら、まだ震える手を抑えようとした。

「……俺が何をしたのか、正直まだ理解できてない。でも、普通じゃないってことだけは分かった。」

Erenが微笑みながら頷いた。

「それなら僕たちと一緒に来て。君がいるべき場所を教える。」

Nielは一度深く息を吐き、短剣を握り直した。

「分かったよ。でも、ちゃんと説明してくれよ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:11:20.59

6. 紋章の真実

戦いの静けさが戻ったカフェテリア。Nielは短剣を見つめたまま動かなかった。その刃に反射する微かな光が、不安定な彼の心を映し出しているようだった。

「……さっきの力、俺に何が起こってる？」

ErenはNielの隣に座り、静かに語り始めた。

「君は『影の短剣』の紋章を宿した狼族なんだ。この力は、僕たちと同じ使命を背負う者にしか宿らない。」

Nielは困惑した表情で眉をひそめる。

「狼族？それってどういうことだよ。俺は普通の大学生だ。ただ……まあ、少し変わってるかもしれないけど。」

Kainが椅子に腰掛け、大きく伸びをしながら口を挟んだ。

「変わってるどころか、お前は選ばれたんだよ。だから、その力をどう使うかを考える必要がある。」

「選ばれた……。」

Nielは短剣を握り締め、ふと口を閉ざした。彼の中で、不安と興奮が複雑に交錯していた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:12:24.81

7. 過去と葛藤

カフェテリアを後にした3人は、大学の敷地を歩きながら話を続けた。夜風が冷たく、Nielの黒いジャケットが風に揺れる。

「これまで普通に生活してきたけど、この力が目覚めたせいで、友達を傷つけるかもしれない。それが怖いんだ。」

Nielの声には、かすかな震えが混じっていた。

Erenは立ち止まり、優しく彼を見つめた。

「その気持ちは分かるよ。僕もこの力を手に入れた時、自分が何者なのか分からなくなった。でも、君が傷つけたくないというその気持ちが、きっと力を正しく使う鍵になる。」

Kainが肩をすくめながら言う。

「まあ、確かに力は危険だけど、それをコントロールするのはお前自身だ。怖がってるだけじゃ、何も変わらないぞ。」

Nielは二人の言葉を聞きながら、遠くの建物を見つめていた。

「……分かった。でも、これ以上失うものが増えるのは嫌なんだ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:13:03.18

8. 日常との別れ

翌朝、Nielは大学のカフェで友人たちを見かけた。彼らは笑いながら会話をしており、Nielを見つけて手を振った。

「おい、Niel！今日も授業サボるなよ！」

その声に一瞬応えようとしたが、Nielは静かに視線を外した。自分が彼らの中に戻ることは、もうできないと理解していた。

「……ごめんな。」

Nielは心の中でそう呟き、カフェを後にした。その足取りは重かったが、決意が宿っていた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:14:21.77

9. 仲間との絆

Nielが指定された場所に向かうと、ErenとKainが彼を待っていた。Erenが穏やかに微笑み、短剣を持つNielに手を差し伸べた。

「これからは君が必要だ、Niel。」

Kainが背後で腕を組みながら言う。

「お前がいるだけで、戦力アップ間違いなしだな。」

Nielは軽く笑い、短剣を腰に収めた。

「頼むから、俺を過大評価しないでくれよ。でも……一緒に行くよ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 05:14:57.23

10. 未来への一歩

その夜、Nielは初めて星空の下で仲間と肩を並べた。冷たい風が彼らの周囲を吹き抜ける中、Erenが静かに言った。

「これで3人目。あと6人の仲間を見つけるまで、僕たちの旅は続く。」

Kainが剣を軽く振りながら冗談めかして言う。

「そいつらも、俺たちみたいに手こずらせるのかね？」

Nielは短剣を指でなぞりながら小さく笑った。

「きっとそうだ。でも、面白そうだろ？」

3人の笑い声が静かな夜空に響く。その瞬間、Nielは自分の中で何かが変わり始めていることを感じた――狼族として、仲間として。

こうして、3人の物語は新たな段階へと進むのだった。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:03:13.26

1. 湘南の穏やかな日常

波の音が穏やかに響く湘南のビーチ。朝日が海面に反射して輝いている。Theoはその海沿いにあるカフェのテラスで、常連客たちに笑顔を振りまいていた。

「お待たせしました！今日は特別に新しいブレンドを用意しましたよ。」

彼が差し出したカップに、感謝の声と笑顔が返る。Theoの明るい性格と軽やかな話術は、この街で愛されていた。彼の周りにはいつも笑顔が絶えない。

しかし、その背中に漂う一抹の影に気づく人はほとんどいなかった。カフェの休憩中、彼は空を見上げながら小さく息をつく。

「ここでの生活も悪くないけど……何か足りない気がするんだよな。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:04:37.75

2. 狼チームとの出会い・スカウト

その日の夕方、カフェが閉店した後、Theoは浜辺を歩いていた。海風が顔を撫で、砂浜に足跡が続いていく。

遠くから聞こえる話し声が彼の耳に届く。見知らぬ青年たちの姿が砂浜にあった。Eren、Kain、そしてNielだ。

「君がTheoだね？」

Erenが静かに声をかける。

Theoは眉をひそめながら答えた。

「俺を知ってるのか？観光客にしては詳しいな。」

Kainが軽く肩をすくめながら言った。

「そりゃ調べたさ。君はただのカフェ店員じゃない。俺たちと同じ狼族だ。」

Nielが横から口を挟む。

「信じがたい話だろうけど、俺たちはマジで君を探してたんだ。夢で見たからね、ここにいるって。」

Theoは半笑いで首を振る。

「夢？なんだそれ、RPGの話かよ。」

Erenが真剣な表情で続ける。

「冗談じゃないよ、Theo。君には力が眠っている。それを目覚めさせるときが来たんだ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:05:27.33

3. 戸惑いと疑念

Theoは手を振りながら苦笑いを浮かべる。

「いやいや、待ってくれよ。俺はただの普通の人間だ。そんな力とか言われても信じられない。」

Nielが軽く肩をすくめて答える。

「俺も最初は信じなかったけどね。でも、影に狙われたら分かるよ。嫌でも。」

「影？」

Erenが冷静な口調で説明を続けた。

「君に近づく黒い存在だ。僕たちもそれに襲われた。でも、この力があるから立ち向かえる。君もその力を持っているんだ。」

Theoは不安そうに砂浜を見下ろした。信じたい気持ちと拒絶したい気持ちがせめぎ合う中、彼は無言でその場を立ち去った。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:06:30.65

4. 家族への不安

家に帰ると、キッチンから妹の笑い声と母親の歌声が聞こえてきた。

「お兄ちゃん、おかえり！」

妹がスケッチブックを広げながら言う。彼女が描いているのは海の絵だった。

「綺麗に描けてるな。」

Theoは笑顔で褒めながらも、その目には微かな不安が浮かんでいた。

「お兄ちゃん、どうしたの？」

妹の純粋な問いかけに、彼は一瞬だけ言葉を詰まらせた。

「……いや、なんでもない。ちょっと疲れてるだけだよ。」

母親がカップを差し出しながら言った。

「Theo、休むなら今のうちにしておきなさい。何かあったら私たちがいるからね。」

彼はカップを手に取り、小さく頷いた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:07:27.08

5. 家族の笑顔、そして影の襲撃

深夜、家の外は静まり返っていた。ベランダで波の音を聞きながら、Theoは胸の中に渦巻く不安を拭いきれずにいた。

「もし、本当にあの力が俺のものだとして……家族を守れるのか？」

考えが堂々巡りする中、突如冷たい風が吹き抜けた。振り返ると、背後の暗闇にじわじわと広がる黒い霧があった。それは不気味に蠢きながら家に迫っている。

「……影。」

Theoは一瞬で立ち上がり、家の中に駆け戻った。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:08:45.50

6. 力の覚醒

「母さん！隠れて！」

声を張り上げるTheoの緊迫感に、母親と妹は驚きつつも隣の部屋へと駆け込んだ。

影が窓から侵入しようとする音が響き渡る。Theoはその場に立ち尽くし、足がすくむ自分を感じていた。

「動け……動けよ！」

その瞬間、胸元から熱を帯びる感覚が広がり始めた。強い光が溢れ、Theoの手に形を成していく。

「これは……？」

現れたのは、天秤の装飾が施された双刃の武器。そのバランスの取れた形状は、彼の心を少しだけ落ち着かせた。

影が突進してくると、Theoは反射的に武器を構えた。その動きは自然で、刃が軽やかに影を切り裂いていく。

「俺が……できるのか？」

影が消え去った後、彼は震える手で武器を握りしめた。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:09:33.69

7. 覚悟の瞬間

静寂が戻ったリビングルームで、Theoは肩で息をしながら武器を見つめていた。背後から母親と妹が恐る恐る顔を出す。

「Theo、大丈夫？」

母親の声に振り返ると、妹の目に浮かぶ安堵と不安が胸を締め付けた。

「うん、大丈夫。影は消えたよ。」

だが彼の心は乱れていた。影の襲撃はこれで終わりではないと直感していたからだ。

Erenの言葉が脳裏によぎる。

「君の力は、家族を守るためにも使える。でも、このままでは影の襲撃は止まらない。」

Theoは静かに目を閉じ、深く息をついた。そして母親と妹を見つめながら、心の中で決意を固めた。

「俺がいない方が、この家は安全だ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 08:10:44.49

8. 別れの決意

翌朝、家族がまだ眠っている間に、Theoは家を出る準備を整えた。テーブルの上には、彼がいつも大切にしていた貝殻をそっと置いた。

「母さん、妹……ありがとう。そして、ごめん。」

家を出ると、朝の冷たい風が彼の顔を撫でた。振り返ることなく歩き出し、Erenたちが待つ海辺へと向かった。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:11:21.11

番外編「4人の午後」

湘南の海辺。柔らかな日差しが砂浜を照らし、波が優しく寄せては返す。戦いの合間に一息つこうと、Kain、Eren、Niel、そしてTheoの4人はそれぞれ思い思いの時間を過ごしていた。

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1. 焼きそばの戦い

「なぁ、Kainくん。焼きそば、もうちょっと焦げ目つけた方が美味しいんじゃない？」

Nielがバーベキューコンロの前で箸を振り回すKainに口を挟む。Kainは大きなヘラを握りしめて振り返った。

「おい、俺に料理指南する気か？これでも大学時代はバイトで腕を磨いたんだぞ。」

Nielは肩をすくめてから一歩引き下がる。

「まぁまぁ、焦げすぎても俺食べるから。心配いらないって。」

「頼もしいんだか、適当なんだか……。」

その横で、Theoは冷えたコーラを飲みながら笑っていた。

「Kainくん、Nielのアドバイス聞いた方が良いって。あいつ、ファッションしか興味なさそうに見えて舌も確かだからな。」

「はぁ？俺の舌をそんな安売りすんなって！」

Nielは抗議の声を上げるが、Theoが肩を叩きながら笑い飛ばした。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:11:44.59

2. Erenの優雅な提案

少し離れた日陰で、Erenが木陰に座りながら本を読んでいた。海風にページをめくる音が心地よい。

「みんな、少し落ち着いて読書でもどうかな？こういう時間を有意義に使うのも良いと思うよ。」

その提案に、Kainは大きなため息をついた。

「Eren、お前なぁ……戦いの合間に読書って、どれだけ余裕あるんだよ。」

Nielも笑いながら手を振った。

「俺、雑誌ならいくらでも読むけど、本はちょっとなぁ。」

「そうだよな！」Kainが同意する。「俺も筋トレの本以外は読まないし！」

Erenは微笑みを崩さず、優雅に本を閉じる。

「まぁ、みんなにはまだこの良さが分からないのかもしれないね。」

その発言に、NielとKainが顔を見合わせて一言。

「なんだそれ、上から目線だな！」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:26:57.81

1. 東京の繁華街

東京の夜。繁華街はネオンの光で煌めき、人々の声が賑やかに交錯していた。その中を、ラフなレッスン着姿で歩く一人の青年、Yvainがいた。

黒いジャージにロゴ入りのタンクトップ、斜めにかぶったキャップという姿は、無造作な中にも彼らしいセンスが光っている。

「またオーディション落ちた……次はどこに挑戦しようかな。」

Yvainは小さくため息をつきながら、コンビニの前に立ち止まりエナジードリンクを手に取る。会計を済ませた後、店の隅でスマホを取り出してスクロールを始めた。画面には芸能事務所の求人情報が並んでいる。

「倍率エグいな……でも、ここは狙い目かも。」

軽い口調で独り言を呟きながらも、その眼差しには焦燥感がにじんでいた。売れない自分への苛立ちと、見えない未来への不安。それを隠すように彼は飲みかけのドリンクを飲み干した。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:27:37.24

2. 不穏な空気

コンビニを出て通りを歩き始めたYvainだったが、突然奇妙な感覚に襲われた。周囲の喧騒が徐々に薄れ、まるで世界が一瞬で静まり返ったかのような感覚だった。

「……なんだ、この空気。」

立ち止まって辺りを見回すと、道の向こうに黒い霧のような影が漂っていた。その形は不規則で、次第に人型のような輪郭を作り始めている。

「え、何だあれ……やばいって。」

Yvainは後ずさりしながらも影から目を離すことができなかった。影はゆっくりとした動きで、明らかに彼に向かって近づいてくる。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:28:26.10

3. 突然の訪問者

その時、不意に鋭い声が響いた。

「そこだ！影が現れた！」

通りの角から走り込んできたのは、ErenとNielだった。Erenは手をかざし、青白い光を放って影を弾き飛ばすと、Nielが影の動きを横から封じるように立ち回った。

「動くな！そいつ、君を狙ってる！」

Nielが鋭い口調で叫ぶ。

「動くなって……どういう状況だよ！？」

Yvainは混乱したまま足を止め、目の前の光景を見つめていた。

影は二人の攻撃をかわし、再びYvainに向かって突進してくる。その動きは執拗で、まるでYvainを標的にしているかのようだった。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:29:18.50

4. 影との攻防

Erenが再び光を放ち、影の動きを封じる。

「Yvain、早く下がって！」

Nielも影に向かって動き、的確に武器を振るって攻撃を仕掛ける。だが、影は形を変えながら執拗にYvainを狙い続ける。

「ちょっと待てよ！なんで俺が狙われてんだ！」

Yvainは叫びながらカフェの前にあったベンチの後ろに隠れた。

「落ち着いて！君を狙ってる理由はあとで説明する！」

Erenが冷静に答えたが、Yvainはその言葉に納得できるはずもなく、頭を抱えた。

「説明って何だよ！俺、普通に歩いてただけだぞ！」

Nielが軽く振り返り、口元に笑みを浮かべながら言う。

「普通の人には見えないはずの影が見える時点で、君は普通じゃないってことだよ。」

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:29:51.52

5. 運命の刃

影がYvainに向かって最後の一撃を放とうとした瞬間、彼の胸元が突然熱を帯びた。

「なんだこれ……？」

その熱は次第に強まり、眩い光となってYvainの手に一本の短剣を作り出した。刃は透明なようでありながら、光を反射して幻影のように揺らめいている。

「……これが俺の力？」

Yvainは短剣を手にしたまま無意識に構え、影の動きを見据えた。そして反射的に一閃を放つと、その刃が影を切り裂き、霧のように消し去った。

**ななしん** · 2025/01/03(金) 21:30:51.34

6. 狼族の予兆

戦闘が終わり、静寂が戻った通りで、Yvainは短剣を見つめていた。手の中の武器はまだ微かに光を放っている。

「俺、何したん……？」

Erenが静かに歩み寄り、柔らかい微笑みを浮かべながら言った。

「君は僕たちと同じ狼族だ。その力は君が本来持つものなんだよ。」

Nielが肩をすくめながら軽口を叩く。

「まあ、これで普通の人生とはサヨナラだな。でも安心しろ。俺らも似たようなもんだから。」

Yvainは二人を見つめ、そして短剣に視線を戻した。彼の目には、戸惑いと少しの興味が混ざり合っていた。

「訳わからんけど……ちょっと面白くなってきたかもな。」