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AI による概要
千葉県では、暖冬になるとジャンボタニシの生存率が高くなり、翌年の被害が拡大する恐れがあります。
【原因】
暖冬になるとジャンボタニシが寒さで死滅せず、生き残って越冬する個体が増える
越冬中に、殻??1cm未満の小さな貝は寒さに耐えられずほとんどが死滅するが、暖冬では大きな貝も越冬する
大きいサイズのジャンボタニシは食欲が旺盛であるため、食害の速度や被害面積も大きくなる傾向がある

【対策】
水田を耕すことで貝殻を破壊し、用水路の泥上げをすることで駆除する
厳寒期に水田の表層を5cm程度削るように数回耕うんしてジャンボタニシを寒さにさらす
耕うんは尾輪を着用し、速度をゆっくり、ロータリーの回転を速めにして丁寧に耕す

【ジャンボタニシについて】
南米原産の淡水巻貝で、1981年に食用として持ち込まれたのが最初とされ、近年日本各地で発生が確認されています
田植え後2〜3週間のイネを食べてしまうほか、貝には寄生虫が感染している可能性や、卵の内部には天敵から身を守るための毒性があります