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続き
酒とタバコがやめられなかった

やめられないのには理由があった

美空ひばりの人生の中で、最も大きな困難が1980年代の相次ぐ親しい人たちの死でした。

1981年には母・加藤喜美枝が脳腫瘍により68歳で死去しました。母と2人3脚で歩んできた芸能活動だっただけに、美空ひばりの心中を思うとやりきれないものがあります。1983年と86年には、2人の弟たちも死去した上、親友だった江利チエミの急死なども影響して、酒とタバコが手放せなくなるのです。

生涯正式な結婚はしなかった美空ひばりですが、1977年に弟の息子である加藤和也を養子にして、精一杯の愛情を注ぎます。しかし、それでも酒やタバコとは縁が切れることがありませんでした。それだけ美空ひばりの喪失感は大きなものだったのでしょう。
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