古い記事だけど

【全文公開】「もう私はダメだな」…渡邊 渚 ″絶望から再生へ″「やりたいことはすべて挑戦する」

2024年11月21日
friday.kodansha.co.jp/article/400010
抜粋
「最初は早く現場に戻りたかったんです。でも、仕事中に身体が震えてまっすぐ立てず、原稿も歪(ゆが)んで見えてしまって。昨年7月に入院してからも『過覚醒』や『光線過敏症』の症状が治まらず、もう再スタートを切ることは難しいと自覚しました。

会社にも関係するトラウマなので、仮に復帰できてもいつ再発するかわからなかった。警察に被害届を出すことも考えましたが、踏みとどまりました。私は頻繁にメモを残すようにしており、当時の日記には、『自分に正直に生きれば良かった』と書き記しています。

そんな経緯もあり、事件から数ヵ月後の昨年秋には会社を辞めることを覚悟していました。自分の大切にしていたことが、一瞬で手の平からこぼれ落ちていった。PTSDにならなければ、おそらくアナウンサーの仕事はずっと続けていたと思います」