東京女子プロレス3月31日の東京・両国国技館大会でプロレスデビューが決まった、アイドルグループ「AKB48」の元メンバー湯本亜美(26)が、同じ48グループ「SKE48」の荒井優希(25)級の活躍を期待されている。

 湯本の躍進を予感させるのが、抜群の運動神経だ。アクロバットやバク転が特技で、本人も「リングで飛び回るような技をやりたい」と身のこなしには自信をみせる。


東京女子の甲田哲也代表は「のみ込みがすごく早い。(デビュー戦に向けて)練習時間が足りないかなと思っていたが、これなら余裕で間に合いそう」とそのポテンシャルに太鼓判を押す。さらに湯本の潜在能力は「ゆくゆくは荒井レベルまでいってほしいし、その素質があると思う」と荒井に引けをとらないという。

 2021年5月に本格デビューした荒井は、同年度のプロレス大賞では新人賞を獲得。今年1月にはインターナショナル・プリンセス王座を戴冠するなど、団体内で地位を確立しているだけに、湯本の期待度は高い。

 アイドル界では荒井の先輩にあたるが、高い身体能力を生かしてプロレスラーとしての道を切り開く。

沢野正太郎
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