何事もセンスを磨くなら“賢者”に聞くのが一番。相手が喜ぶ顔を想って自分も笑顔になるおいしい手みやげを、秋元康さんに教えてもらいました。

職業や世代を超えて、幅広い交友関係を持つ秋元康さん。手みやげを贈る機会もさぞ多いだろう。「差し上げることもいただくこともよくありますが、僕は手みやげなんて気持ちはありません。そもそも、手みやげってそんなに堅苦しくなくて、もっとラフで楽しい気持ちになれるものなんじゃないかな」

〝鉄板〞の手みやげはいくつかあるけれど、と教えてくれたのは、食べることが大好きな秋元さんらしいセンスと気遣いにあふれたものばかり。「手みやげのセオリーとは逆かもしれないですが、日持ちしないものを選ぶことも。家に帰って、家族や恋人と食べてもらえたら僕もうれしい。値段やブランドも選ぶ基準かもしれないですが、近所のお惣菜だったり地方の知らないお菓子だったり、そういうのを選ぶのもそのひとのセンスのひとつだと思います」

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