由佳が生まれた日の空は
凄く強く雨が降っていた
(ベルギーに)行っておいでと松尾を撫でる
声を聞いたあの日

季節の中ですれ違い
いつも人をヘザらせながら
(研音の)怒りに触れて由佳は震えて
更に仕事 遠く…

真帆を見て煽り出す ヨゴレを極めてく
おぎゆかの行く先に 裁判が待っている
女優業 夢を見る いつの日も
扉を今開け放つ 中井と煽ったように
お巡りが 手錠かける 地球儀を回すように

由佳が愛した佑介は
誰も知らないところへ行った
あの日のままの険しい顔で
今もどこか遠く

真帆に負け騒ぎ出す 人目も構わず
おぎゆかが騒ぐのは 仕事を願ったから
女優業 夢を見る いつまでも
おチ◯ポを握り込んだ 秘密を忘れぬように
握った手 チ◯ポ回す 地球儀を回すように

小さな美南の 哀れな誤爆から始まるもの
父は負債を抱え チビは爪をイジる

りかは道 走り出す (文春)記者を撒いていく
裏道の行く先に 力貴也が待っている
光さす夢を見る いつの日も
膝は今 老けてゆく 痴呆の老婆のように
日を追うごと どうみても ひなたんの顔面は
思いきり似すぎてく 未勝利の騸馬のように