>>26
近衛軍帝国領外地統括本部からスズへ近衛軍軍属のＹとＨとＳが無事に帝国領内地へ直行便が出ている港街に到着した事が知らされたのは

旦那の〇〇が街へ営業周りで外出していて、嫁のスズと７は工場で回収してきた資源用廃棄物を区分けした物をベースに新品として生まれ変わらせている最中であった

スズは７にちょっと用が出来たから外すねと断ってから工場に隣接している家屋に向かう

その家屋には休憩に使ったり仕事が立て込んだ時には寝泊まり出来るだけの設備が用意してある

どんな連絡手段を取ろうが端末機など本来は必要とはしない高次元存在体と人間のハイブリッドのスズだったが

７にあまり聞かれたくない用件の時には携帯している端末機を用いる様にしている

スズに負けぬ力を持つ７ならば、どんな端末機を使おうが傍受は可能では有るが、先に断りを入れておくと素直な７は盗み見の類いは一切しないからである

スズは手短に帝発行の皇貨を持つＹとＨとＳが帝やスズたちに恥をかかせない程度の羽目外しは許すが

限度を超えそうな時には適当に捕縛して反省を促して貰って構わないと話した上で

あまりにも手がかかるようなら皇貨持ちの特権を強制的に使わせて竜宮島(妖精島)に強制移住の後

スズの元で働くＴの下に付けて働いて貰い近衛軍の負担の無いようにするつもりだと言って端末機を切る

７のところに戻るとスズは今やっている大物廃棄物の再生で今日はお仕舞いにして帰ろうと７に話してから、スズも７と一緒に廃棄物の再生を再開し始めた