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群れ長:スズや7よりも遥かに旧くから虚無空間より分かれた高次元存在体
群れ長は無数居り、群れ長が率いる群れもまた無数にあるが
各群れの群れ長は一体だけではなくその膨大な力と情報の集積を認められた複数体が存在している
7が覚えが悪いために7に専属みたいな形で着いていた群れ長は
確証は無いものの他の群れ長たちから始源の高次元存在体ではないかと思われている
7が低次元下等領域で迷子になった時に、ずっと世話をしてきた自分ではなくて、〇〇を指標として己の庇護から離れた事を気にかけており
今でも虚無空間より〇〇の居る低次元下等領域の近くに居る
しかし7のためだけに近くに居るのではない事が後に明かされ
その本当の理由と動機が全高次元存在体に衝撃を与える事になる
7と離れた後も生まれてきた未熟者の高次元存在体を次元壁内に保護している
ハシカン、ベーヤン、ナガメイ、イマミーはこの群れ長の保護下に居たのでスズと親しくなった

アカシックレコード利用存在体:虚無空間内で言う低次元領域とは、この存在体が占める極めて微細な領域の事である
高次元存在体たちの成れの果てではないかと考えられている
存在体とは言うが既に自他の区別を付けられない単なる領域である
そして自我、自意識、自他の区別を喪っても
次に述べるアカシックレコード自動管理機構での領域の維持を可能したゆえに
虚無空間からの還元の誘惑を無効にしたと考えられている

アカシックレコード自動管理機構:アカシックレコードを読み取りそれに従い低次元領域内の管理をする
それにより生み出された様々な下等物の反応から生まれる力を集めて
旧い下等物の破棄と新しい下等物の生成に利用している
また次元壁の維持にもこの力は利用されている

次元壁:低次元領域へ虚無空間の侵入を防ぐもの
高次元存在体たちの考えでは虚無空間からの還元の誘惑を防ぐために創られたのではないかと考えられているいるが
結論としては創った存在体自身は全くそれを防げず、その次元壁の内に居る場合にだけ効果があることが証明されている
群れ長は強力な次元壁を創れるので一時的に生まれたばかりの、すぐにも還元されそうな仲間を次元壁内に匿う事がある
また群れ長同士でも一休みしたい時に次元壁を交代で作って中に招いたりしている