https://news.yahoo.co.jp/articles/3cb393541a6d566758da7a59f890b21b9238eb09
https://gendai.media/articles/-/134062
日本企業の悲しき現実…「無意味な仕事」が増え続ける「シンプルな理由」


たとえばあなたが課長だとして「課に入ってきた新人が、営業先で出来の悪い提案をしてしまって顧客の信頼を失った」という場合を考えてみよう。
このとき「なんでこんな低レベルな資料をお客様に見せたんだ」などと怒ったところで事態が好転することはない。

こうした状況で「緊急会議」と称して課員を集合させて、ついでに部長・局長・お局様といった上長まで呼んでみたりして、
みんなで資料不出来新人を吊し上げてみたところで、あるいは部長・局長・お局様と一緒に「最近の子は、ねえ」と愚痴ったところで、
そこに顧客は不在なのだから顧客の信頼が取り戻せるわけがない。

なにくそ、それなら、とばかり、あろうことか顧客の前で新人を叱る場合もある。
この場合は相手がよっぽど特殊な趣味を持った顧客でないかぎり、顧客からすれば
どうでもいい茶番劇に付き合わされたわけで怒りを増幅させるだけだ。
顧客が必要としているのは満足できる製品・サービスの提案であって、精神追い詰めプロレス大会ではない。

プロレス=どうでもいい茶番劇